初詣 空は晴れてるのに心は

2024/01/03

暮らし

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 昨日初詣に行きました。

今までは徒歩5分ほどに大きな神社があったので毎年歩いて行っていましたが、去年引っ越したので今年は違う神社に行きました。

今の自宅からも神社は近くて、徒歩10分くらいです。




ここは明治からある、水が綺麗なことで有名な神社です。

1月2日だけどまだ人が多くて、参拝には行列が出来ていました。

とても天気が良く、雲ひとつありませんでした。




石川であんな大きな地震があり、こんなにゆっくりお正月を過ごしているのが申し訳ない気持ちになります。

実は私も数年前に大きな地震を経験し、大変な経験をしました。

色々と大変でしたが、ライフラインが3週間止まっていた事がとてもキツかったです。

その中でも1番不便だったのはトイレでしたね。

その頃は車があったので近くの大きな病院の駐車場で車中泊をし、トイレは病院を使わせてもらっていました。

他の皆さんもそうしてました。

一度スーパーのトイレを借りようと思い、入ってみたのですが排泄物が溢れていました。

食べ物も小学校で配給されたので並んでもらった事がありますが、長い列が後ろの方が自然とふたつに分かれてしまい高齢の男性が「どっちの列が優先なんだ!ちゃんと整理しろよ!」とボランティアの人に怒鳴ったり、子供がなにかの紙切れのようなものを持って走って遊んでいたら、別の高齢の男性が「おい!整理券をこっそりもらっただろう?見せろ!」など怒鳴ったり(整理券ではなかった)で張り詰めた空気が嫌になり、避難所から出る事にしました。

自宅は無事だったので余震が落ち着いたら自宅で生活しましたが、なにを食べていたとか、あまり記憶がないです。

だけどその時は小学校の事務補助の仕事をしていたので、自分自身も被災者だけど中学生だった2人の娘は留守番させて、勤務している小学校へ行って集まっている被災者のお世話をしていました。

最初は何も貰えなかったけど、物資が余ってくると残りのパンなどを貰えるようになりました。

少しずつ元の生活に戻り、最初はなに不自由なく暮らせる環境に幸せとありがたみを感じていたのに、だんだんそれも慣れてしまい、今は当たり前になっていました。

毎日幸せに暮らしていることに感謝しなければならないと反省しました。

この寒い中、いろんなことに耐えねばならないなんて心がギュッと苦しくなります。

なんの力にもならないかもしれませんが、1日も早く元の生活に戻ることを初詣でお願いしました。

先が見えなくて不安になると思うので1日1日やれることをやって助け合って進んでください。

時間はかかりますが、必ず援助は届くし、復興できます!

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人見知りの秘密主義者。49歳。 シングル。娘が2人いる。古くて狭いマンションで一人暮らし。 会計年度任用職員として小学校で勤務開始。 仕事や暮らしのことをマイペースに更新中。

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